42回 お金についての教育

お金についての教育を  私が教室の場所をお借りしている子どもたちの学習スペースSERPATHの金田さんから、心温まる話をお聞きしましたので、共有させていただきます。

 SHERPATHに通われているご家庭での話だそうです。そのご家庭では、子どものうちから金銭に対する感覚を養いたいということで、子どもたちに仕事をさせていたそうです。お手伝いをしたらいくらという取り組みをされているご家庭は多いかと思いますが、このご家庭では、仕入れという支出がある仕事です。例えば、お子さんはご両親の好きなコーヒー銘柄を調べて、そこのコーヒーをスーパーで買って、仕入れます。最初のお金はもちろんご両親からの借り入れということになります。そして、仕入れたコーヒーを、1袋ごとに1杯いくらという値段をつけてご両親に提供するそうです。しかも、ただ小分けになった袋を売るのではなく、お湯を注ぎ砂糖やミルクを入れるサービスと、席まで運ぶサービスまで含めて1杯いくらという値段をつけて両親に提供するのだそうです。それを繰り返すことで、借り入れた金額以上の売上が収益になります。  このようにして得られた収益で、そのお子さんが何をしたと思われますか。ご両親としては、それをもとに次の仕入れをして、さらなるサービスを期待されていたようです。ある程度たった後で、お子さんがそのお金を使いたいと言ってきました。彼にとっては自分の労働によって初めて稼いだお金です。自分で稼いだ、両親の指示を聞かず自分の好きに使っていいお金。そのお金の使い道は、なんと今までお世話になった人へのプレゼントだったそうです。

 このご家庭の取り組みのように、日常生活に少しの工夫を加えるだけで、子どもたちの学びは増えていきます。世の中に対して主体的にかかわろうとする姿勢を養っていくことができます。学校の授業でも、ゲーミフィケーション(ゲーム化)することの大切さが言われています。一番近くにいるご両親もお子さんの成長をうまくサポートしてあげていただきたいものです。

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