先日のグレタさんの主張をご覧になりましたか?
これについては、正直なところ、色々な意見があるようですが、
次の世代のために社会を作っていかなければならないというの真実だと考えています。
40代や50代の人は、あと20年、30年のことだけ考えていればよいという発想になりがちです。もっと上の世代は、自分が生きているうちはということでしょう。
でも、後に残されるのは、子どもたちなので、その子たちのことを考えた社会づくりをしていく必要があります。
さて、次の世代のために社会をつくるということを考えて、
日本において今後の政策を決める選挙について知っておくべきでしょう。
以下が、総務省のサイトに掲載されている日本の世代別投票率です。
そして、そもそもの世代別人口比率を表す人口ピラミッドです。
ご覧の通り、そもそも20代、30代の人口が少ないのに、投票率も4割程度で最低。
この状況では、若い人が選んだ政治家が、政策を作り、それが認められるなんてことは
起きませんよね。
政治家だって、若い人を見るよりも、人口が多く、投票に行く、50台以上を見て、
その人たちに支持されるような、高齢者対策の政策を増やす傾向があるでしょう。
現状、日本の教育にかける予算は、OECDの平均以下です。
高齢化社会も大変だけど、もっと、お金をかけて、子どもたちに教育をしていかないといけないと私は思っています。
人口が減っていく日本において、中高生の皆さんのような若者が世界で活躍してくれるためには、しっかりとした教育を受けなければなりません。
子どもたちに向けての教育の質を高めるためにも、予算は必要です。
そのためには、若者が選挙に行かないと、子どもたちに向けた政策のための予算は優先されません。
これが今の日本で起きていることですし、今の中高生がこれからずっと付き合っていかなければならない課題です。
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