インターナショナル校の夏休みに合わせて、読書会を企画しました。これからの時代を生きていく中高生に、今ぜひとも読んでおいて欲しい本を読んで、その内容を共有することで理解を深めてもらおうという企画です。日本や世界の状況を知り、これからの世の中を考えることができるような本を選びました。もちろん、一緒に考えていただける大人の方も歓迎です。
自分の将来のことを考えるにも、まずは世の中で何が起きているかに目を向けることが大切です。世の中を知ることが、その中で生きる自分を見つめ直すことに繋がり、自分の将来像を考えることに繋がります。この2冊の読書を通して、自分や世界の未来を考えてみませんか?
今年の夏休みはどこにも行けないかもしれません。しかし、家で落ち着いて1冊の本を深く読んで、まとめてみるというのも悪くないものですよ。
基本的な流れ
1.オリエンテーション
2.課題図書を2週間かけて読む
2.読んだ内容において気になったところを発表(1名10分)
3.そこから得られる学びについて、ディスカッション
Term1
6月8日 (火)19:30〜オリエンテーション(60分)
6月15日(火)19:30〜中間発表(90分)
6月22日(火)19:30〜最終発表(90分)
課題図書:
「2040年の未来予測」
成毛 眞 著 日経BP出版 2021年
20年後、あなたは何歳だろうか?ひとつ確実なことがある。それは、人間が必ず歳をとることだ。iPhoneが発売されたのは、たった13年前だった。現在、スマートフォンがない世界なんて考えられない。そして、これまでの10年より、これからの10年の方が世界は大きく、早く変わるだろう。テクノロジーだけでなく、ほかのことも、気づいたときには手遅れになっているのが人間の性である。地震や災害も、リスクをわかっていながらも被災するまで手を打つ人は少ないし、明らかに社会制度は破綻しつつある。人口は増えず、老人ばかりの国になるし、環境問題も悪くなる一方だ。これまでと同じように暮らしていたら、今の年齢によっては取り返しのつかない可能性もある。この本は、あらゆるデータから導き出されるありのままの未来を書いた。「今日」にはこれから起こることの萌芽がある。現在を見つめれば、未来の形をつかむことは誰にでもできる。本書は、ただ知識を得るためだけの本ではない。読んだ後、俯瞰的に未来を考えられる力がきっとついているだろう。amazonより引用
Term2
6月29日(火)19:30〜オリエンテーション(60分)
7月6日(火) 19:30〜中間発表(90分)
7月13日(火)19:30〜最終発表(90分)
課題図書:
「シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成」
安宅和人著 NewsPicksパブリッシング 2020年
AI×データの発展により、時代は多面的に「確変モード」に突入した。目まぐるしく動く社会の中、本書は以下の問いをひとつなぎにして答える。・現在の世の中の変化をどう見たらいいのか・日本の現状をどう考えるべきか・企業はどうしたらいいのか・すでに大人の人はこれからどうサバイバルしていけばいいのか・この変化の時代、子どもにはどんな経験を与え、育てればいいのか・若者は、このAIネイティブ時代をどう捉え、生きのびていけばいいのか・国としてのAI戦略、知財戦略はどうあるべきか?・AI時代の人材育成は何が課題で、どう考えたらいいのか・日本の大学など高等教育機関、研究機関の現状をどう考えたらいいのか
ビジネス・教育・政策…全領域にファクトベースで斬り込む、著者渾身の書き下ろし!意志なき悲観論でも、現実を直視しない楽観論でもない、建設的(Constructive)な、「残すに値する未来のつくり方」 amazonより引用
案内
対象:中高生(大人の方もご参加いただけます)
費用:任意(中高生が自分で申し込ん場合は無料でも)
定員:6名
言語:日本語
詳細:
Term1, Term2のどちらかだけの参加でも構いません。
しかし、必ずオリエンテーション、中間発表、最終発表には参加してください。
本は各自でご用意ください。(電子書籍でも構いません)
オンライン開催を予定しております。
お申し込みは、LINEからお願いします。LINEにて参加したいTERMとお名前をお知らせください
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