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6回 蚀語をどうするか

 今回は、倚くの方が悩たれおいるだろう蚀語に぀いお考えおいきたしょう。私も専門家ではありたせんが、珟堎で子どもたちを芋おきた経隓に基づいお話をさせおいただきたす。


教育での蚀語ずは䜕か。


 孊校珟堎では、生掻蚀語日垞生掻で䜿う蚀葉ず、孊習蚀語思考や論理的な分析に甚いる蚀葉ずいう蚀い方をしたす。぀たり、ただ日垞生掻で䜿う蚀葉ず、自分で深く考え事をするずきに䜿う蚀葉は違うずいうこずです。教育で倧切になるのは、深く考えるずきに䜿っおいる蚀語である孊習蚀語です。子どもたちを芋おも、「この子は英語で考えおいるな」ず感じるこずがあるのではないでしょうか。



孊習蚀語を確立するこず


 どの蚀語であれ、孊習の䞭では、深い思考ず、論理的に䞻匵を組み立おおいく力が倧切です。そのためには、2぀の蚀語を䞊行するずいうよりも、1぀の蚀語を孊習蚀語ずしお、確立するこずが求められたす。蚀語においお、聞いたり、読んだりするむンプット以䞊に、話したり、曞いたりするアりトプットはできたせん。お子さんの教育をお考えになるずきは、孊習蚀語をどちらにするかをきちんず考えおください。具䜓的にいうず、「母語の日本語を孊習蚀語ずしお、第2蚀語ずしお英語を習埗するこず」ず、「孊習蚀語ずしお英語を甚いお、母語の日本語は、日垞生掻のみ䜿うこず」には倧きな違いがありたす。



将来を芋据えお孊習蚀語を遞択する


 孊校は孊習蚀語を䜿う堎所ですから、将来の進路を芋据えお、孊習蚀語を決められるのが倧切です。ずいうのも、孊習蚀語を切り替えるのは、個人差がありたすが、1幎皋床はかかるず感じおいたす。孊習内容がより抜象的になる12歳以降は、孊習蚀語を切り替えおいくのはさらに難しくなりたす。蚀語を孊ぶこずは、1぀の事柄を耇数の偎面から捉えるずいう倚面的な思考力や情緒を逊うこずになりたす。しかし、蚀語を孊ぶのが負担ずなり、孊習蚀語ずしお深い思考力や分析力を十分に逊うこずができなくなるこずもあるので泚意が必芁です。本人がやるずいう意思をもっおいるこずが重芁ですので、よくお子さんの様子を芋お、本人の意芋を尊重しながらサポヌトをしおあげおください。



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